ゲンバのホンネ

「イワテってホントはどうなの!?」

U・Iターンを考えている人にとって、一番参考になるのが体験談。
そこで、一足先に岩手で暮らす先輩たちにアンケート調査を実施しました。
仕事のこと、所得のこと、暮らしのことなど、先輩たちにホンネを直撃!

ゲンバのホンネ

仕事選びの決め手はなに?

仕事内容、立地条件がダントツ上位!
採用時の企業対応も大きな決め手。

首都圏と比べると、企業規模も働く条件も大きく変わるのは当然のこと。その中でも先輩たちが重視したのは、仕事内容と立地条件。このあたりは想定内ですが、あなどれないのが3位に挙げられる採用時の企業の対応。採用担当者の親身な対応や受け入れ体制などが、決断の後押しになっているようです。

就職活動の方法は?

新卒者の場合

1位

就職サイトの利用

2位

岩手県内で開催された
イベントや就職面接会に参加

新卒者以外(転職者等)の場合

1位

岩手県内のハローワーク

2位

友人・知人・親戚からの紹介

県内の求人情報をどれだけ収集できるか、
それが就職活動の成功のカギ!

新卒者の2位は、岩手県内のイベントや就職面接会。転職者の1位は、岩手県内のハローワーク。つまり、県内での情報収集や地元企業との接触を積極的に行っている人が圧倒的に多い。遠方にいたとしても、まずは岩手に出向いて地元の事情をつかむことが大切。岩手のことは、岩手の人に聞くのが一番なのだ。

働きやすいのはどんなところ?

1位

人柄が優しい、おおらか

2位

通勤時間が短い、満員電車がない

3位

自然が豊か

人柄がいいから働きやすい。通勤のストレスにもさようなら!

所得が下がっても、「人柄がいいから働きやすい」というのが多くの人に共通した意見。いい人間関係がつくれればストレスも減り、精神的に充実できるのが岩手のいいところ。ほかにも通勤の快適性や豊かな自然を挙げる人が多く、“心地よい環境の中で仕事ができる岩手”といえそうです。

Uターンの方のコメント

  • 長く住んできた土地なので、土地勘があり、安心できる。また、周りの人々があたたかいと感じるので心配することなく働くことができる。
  • 基本的に車での移動のため、電車等より通勤時間の遅延が少ない。
  • 地元なので住みやすい。精神的に充実していると仕事も頑張れるような気がする。

Iターンの方のコメント

  • 社員もお客様も穏やかな性格の方が多い。
  • 岩手県民は優しくて、温かみのある方が多いので職場環境にはなじみやすいと思う。
  • 通勤電車のストレスがなくなった。
  • 自然の量と人口のバランスがちょうどいい。
  • 服装等おしゃれに気をつかわなくてもよいため、あまり費用がかからない。

働きにくいのはどんなところ?

1位

交通の便が悪い

2位

冬が寒い・雪が多い

交通の便と冬の寒さが岩手のアキレス腱、
自己啓発のチャンスもそんなに多くない…。

ダントツで挙げられたのが、交通の不便さと冬の寒さ・雪の多さ。他にも最先端に触れられないとか、魅力的な講演会や研修がないとか、不満の声はいろいろ。しかし、である。少々のマイナスは覚悟の上。好きなところをたくさん見つけると、働きやすさもアップするはずだ。

  • バス、電車はあるものの、何をするにも車が必要で、車を運転できないと働きにくい。
  • 遠方に出張する際に、場所によっては不便を感じることがある。
  • 首都圏などの最先端の情報や感覚が手に入りにくい。
  • 給与の面で今後が少し心配。
  • 人と人との繋がりが強いので、良い情報も悪い情報もすぐに広がるので働きやすくも、働きにくくもある。
  • 魅力的な講演会、研修、交流会などへ参加しづらくなった。
  • 面積が広いため、県内転勤がある企業の場合、異動に伴い転居を要する。

実際のところ所得はどうなった?

「所得は減った」が「支出も減った」!
フトコロ具合は収支のバランスで考えよう。

調査結果を見ると、所得は「減った」と答えた人が77.5%。
一方、支出については「減った」と答えた人が47.2%(増えた37.5%、変わらない15.3%)。つまり、減収した分、支出も減ったため、ほどほどにバランスの取れている様子が読み取れます。減収ばかりに目が行きがちですが、生活費全体を比較しながら暮らしの価値を計ってみましょう。

岩手暮らしで困ったことは?

1位

交通の不便さ

2位

冬の寒さ・雪の多さ・光熱費の高さ

3位

買い物などが不便

雪と寒さがハンパない!冬対策とマイカーは必需品だ。

圧倒的に多かったのが「交通の不便さ」。確かに本州一広い岩手は、盛岡から沿岸まで2時間半以上かかるし、バスや電車の本数も多くない…。どこに行くにも何をするにも、クルマがなければ始まりません。雪や寒さ、娯楽の少なさは、もう勘弁してもらうしかない(笑)。
冬を楽しむ、不便を楽しむ、という発想の転換で乗り切りましょう。

  • 休みの日等に買い物に行くお店が限られる。
  • 車での移動が多くなったので、車両の維持が大変。
  • 買い物や娯楽はインターネットで済ませることが多くなった。
  • プロパンガスだったので、都市ガスよりも費用が予想以上に高くなってしまった・・・要注意。
  • 飲ミニケーションは必要だと思っているが、帰りの代行代がきつい。飲食店のレパートリーが少なく飽きる。
  • 寒すぎて水道管が凍結し、修理に2万円かかった!
  • 休日のバスが夜遅くまでない。飲み会の後に困ることがある。

岩手暮らしの魅力ってなに?

1位

自然が豊か、自然が身近

2位

食べ物がおいしくて安い

3位

人柄が優しい、おおらか

自然が豊かで水や食べ物がおいしい、心と時間のゆとりが岩手の魅力。

都会暮らしとの大きな違いは、どこに住んでも自然が豊かなこと。ゆえに水も食べ物もおいしく、新鮮な食材が手に入ることもうれしいポイントです。他にも「自然の中でのびのび子育てできる」「家族と一緒にいる時間が増えた」「人間らしい生活ができるようになった」と、精神的時間的な“ゆとり”を実感している人も多かったようです。

  • 家族でいる時間を大切にするようになった。
  • 地元の友達、家族等が近くにいる為、相談がしやすい。
  • 生きていく力がついた!もらい物が多くて、材料を買うということにお金をかけなくなった。
  • ゴルフが安くて楽しい。スキーが安くて楽しい。
  • 美術館、博物館、歴史が本当に面白い。凄い企画が来ても並ぶ必要がない。
  • 自然が豊かで、休日を利用して自然に触れることによって、リフレッシュができている。
  • 住宅の環境が良くなった(広くなった)。
  • 野菜や果物など、地元の食材が安く得られる。外を歩いたりドライブしているだけで、季節を感じられる。
  • 気楽にBBQができる。山のぼりなど、アウトドアに出る機会が増えた。
  • 子どもを自然の中でのびのびと育てられる。
  • 不便が多い分、何でも自力で対応するたくましさがついた。

岩手暮らしの必需品を教えて!

1位

車に関する準備は必須!(冬用タイヤ、冬道の運転技術、車の維持管理費など)

2位

寒さや雪への対策!(除雪用品、暖房器具、防寒着など)

中にはこんな回答も

  • ・地域の風習を知ること
  • ・首都圏の人脈!
  • ・コミュニケーション能力
  • ・家族の理解と協力!
  • ・岩手弁

クルマと冬対策は、岩手暮らしの常識。
岩手弁もマスターすると好感度アップ!?

上位2つは、岩手に住む人にとっては常識中の常識!最初の年はクルマや冬対策に費用がかかるので、覚悟しておいた方がいい。ほかに方言や風習、コミュニケーション能力を挙げる人も。これらは、都会より地域との関わり方が深い、岩手ならではのもの。実際に暮らしてみると、もっとユニークな必需品が見つかるかもしれない。

  • 想定はしていたが、車を買ったのでかなりの出費だった。
  • 自動車の車検代と保険代は想定外の支出。
  • 雪対策は必須。県南と県北でも環境は全く違います。
  • 冬の寒さや、雪についてはある程度想定していたが、雪捨て場がないことや、除雪が行き届かないので、交通機関がマヒすることは想定外だった。
  • 冬場のコートは雪国仕様のものがほしい。
  • 車の窓の氷をとかす時間を頭にいれて行動する。タイヤは普通とスタッドレスと2組必要なので、保管できる倉庫が必要です。
  • 岩手弁。久しぶりに県外の友人と会うと、何をしゃべっているか分からないと言われる。
  • ビジネス人は、首都圏の人脈が必要。
  • 冬が予想以上に寒く、長いため暖房設備や衣服の出費が多い。
  • 移住前の場所に比べて、ガス水道料金が高いのが想定外だったので、住む場所を決める上では、ライフラインについても事前確認が必要である。
  • 冬場の洗濯物がなかなか乾かないので、乾燥機が必要。

岩手に向いているのはどんなタイプ?

自然が好きで寒さに強く我慢強い…
不便も楽しめる人が向いている!?

この質問については、結構いろんな意見がありました。我慢強い人、寒さに強い人、自然が好きな人、おおらかな人、家族を大切にする人、地域に根ざして働きたい人、お金以外の価値観を持っている人、不便な生活を楽しめる人、小さなことに喜びを見出せる人…。とにかく様々な意見が出ましたが、結局のところ“マイナスをポジティブに考えられる人”が向いているのかも。岩手での暮らしは不便があって当然。それをいかに楽しみ、前向きにとらえるかが、U・I ターンのポイントかもしれません。

  • ●穏やかな人、協調性のある人
  • ●マイペースでのんびりしている人
  • ●明るくてコミュニケーション能力が高い人
  • ●寒さに強い人
  • ●運転が好きな人
  • ●アウトドア志向の人
  • ●宮澤賢治や石川啄木が好きな人
  • ●ワークライフバランスを重視する人
  • ●のんびり子育てをしたい人
  • ●自分の時間を大切にしたい人
  • ●タイプはない!移住したいという気持ちが大事!

移住を考える皆さんへメッセージ!

  • 仕事内容や給与も大事ですが、自分が長く働いていける環境なのかも知っておいたほうがいいです。
  • 都市部よりも給与は下がることもあるかも。「自分がどのような生活をしたいか」という視点も、転職の判断基準としてみてはどうでしょう?
  • 自分の地元以外の場所で働くと、地元で働くよりも精神的に成長できると思います!
  • 岩手県で働きたいと考えている方々は、岩手県の企業中心で就職活動をするだけでなく、岩手に支店がある会社にも目を向けてみるのがいいと思います。
  • 気候などで不便もたくさんありますが、あたたかみのある人がたくさんいていいところです!
  • ぜひよく考えてから移住を選択して欲しい。「人が少ない地方に住むことはそれだけで意味がある(価値が出る)」とは思わないでほしい。自分の人生をよく見つめて、その延長線上に岩手があるなら、移住も勧めます。
  • 熱い気持ちだけではダメ。冷静に、全体を見られると物事はうまく進むと思います。
  • インターネットで調べるだけではなく、実際に現地に足を運び、住環境や生活環境を見て具体的生活をイメージすることも重要かと思います。
  • 岩手に戻ってきてから、「不便って楽しい」ことを知りました。岩手では、喜びも美しさも美味しさも、都会に住んでいる頃より感覚が研ぎ澄まされるせいか、大きく深く味わうことができます。ぜひ岩手にお越しください。
  • 県外に一度出たことが有るということは、絶対に役立ちます。岩手の良いところ、悪いところ、どちらも知ることができるからです。経済的な豊かさは他県の方が良いかも知れませんが、暮らしやすい場所です。
  • 岩手は広いので、就職する市町村によってだいぶ環境が変わります。事前にしっかり比較して、実際にどういう所かをしっかり見学すると良いと思います。
  • 首都圏に比べると何もないと感じるかもしれませんが、岩手に移住しようと思われたきっかけをゆっくり温めながら、岩手の良さを見つけていっていただければ嬉しいです。
  • U・Iターンするなら今です。今のタイミングなら迎えてくれる人や仕事があります。「何もない」と思っている人もいるかもしれませんが、何もないからこそ創っていくことが出来ます。少しでも揺らいでいるのなら、岩手に来た方が良いと思います!
  • 都会よりも生活にかかる費用が格段に安い。岩手に戻ると都会の便利さがなくなるというのは誤解で、どこに暮らしても自分次第で生きやすい形は作れる。地元の方が子育てはしやすいし、まずは帰って来ることにチャレンジしてみてほしい。帰ったら終わりではなく、また都会に戻る選択肢を考えられるような検討もよいかもしれない。
  • 「地域に入る」ことと、「ソトモノの視点を無くす」ことは同じではありません。それをわかったうえで、地域の人々に寄り添いながら、自分が実現したいことを周りの人を巻き込んで進めていくことが重要だと思っています。

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