釜石市は古くから「魚のまち」として栄えてきました。
しかし、近年、海洋環境の変化等で、地域水産物の主力である秋サケやサンマの極端な不良が続き、貝毒による養殖ホタテの出荷規制や磯場の海藻減少によるアワビやウニの育成不良などで釜石市の水産業は困難な状況におかれています。
また、漁業就業者数は、震災を契機に廃業する高齢漁業者など、減少傾向が加速しており、合わせて人口減少や若者の市外流出から担い手不足が深刻化しています。
このような課題に対し、釜石市魚市場の体制強化を図りながら、水産業の活性化の取り組みを進めるため、釜石の水産業とともに盛り上げてくれる方を募集します。