岩手の仕事・就職情報サイト|シゴトバクラシバいわて

シゴトバ クラシバ いわて

【学生対象】いわてのシゴトまなびツアー2026 実施レポート

ジョブカフェいわてでは、2026年夏季に岩手県内の企業3社で就労体験するプログラム「いわてのシゴトまなびツアー」を実施しました。全2コースの様子をレポートします。

 

Aコース 活躍のフィールドは全国へ! 「岩手ブランド」の魅力を体感する

【日程】2026年8月26日~28日
【訪問企業】
(1)岩手
県産株式会社(盛岡市)
(2)株式会社アイディーエス(奥州市)
(3)株式会社海楽荘(大船渡温泉)(大船渡市)
【参加者】5名

■Day1-1 事前プログラム
参加者同士の顔合わせやビジネスマナーの確認の時間を設け、参加学生の不安を解消する時間としました。職場体験ツアーに参加する目的や就職活動への生かし方を事務局と一緒に考えました。
■Day1-2 岩手県産株式会社【企業紹介ページ】【企業サイト】

アンテナショップやオンラインサイトの運営のほか、地域振興、県産品のブランディングを手掛ける、第三セクター企業

事前プログラム終了後、説明会の会場に移動し、会社の成り立ちや業務内容などの話を伺いました。その後、らら・いわて盛岡店を見学し、取り扱っている岩手の特産品の案内していただきました。テーマと予算の中で、参加者のみなさんがギフトセット作りに挑戦。県産品をどんな相手にプレゼントしたいかイメージしながら熱心に商品を選び、それぞれの個性が光るギフトセットが完成しました。社員の方からフィードバックをいただきながら、座談会では交流も深めることができました。

■Day2 株式会社アイディーエス【企業紹介ページ】【企業サイト】

AIなどの先端技術を活用し、IT・システム開発を通じて企業の課題解決を支援する情報通信企業

企業担当者の方から、IT業界や同社の事業・仕事内容についてご説明いただいた後、AIなどの技術を活用する一方で、最終的には人が判断することの重要性についてもお話しいただきました。ランチタイムには若手社員を囲んで、仕事のやりがいや職場の雰囲気についてざっくばらんに交流しました。社内見学では実際に社員の方が働く様子を見学。AIコンテストや社内交流会など、社員が楽しみながら働けるような取り組みもご紹介いただき、IT企業で働くことへの理解を深める機会となりました。

■Day3 株式会社海楽荘(大船渡温泉)【企業紹介ページ】【企業サイト】

三陸の海を望む大船渡温泉を運営し、宿泊を通じて地域の観光資源や魅力を発信する観光・宿泊業

支配人からは、Uターンされたきっかけや地域とともに大船渡を盛り上げていこうという思いを、営業部長からは「お客様から選ばれ続ける理由」についてお聞かせいただき、学生自身が考える時間も設けていただきました。また、三陸ツアーズの方に碁石海岸をご案内いただき、地域のキーマンとの出会いをきっかけに何度も大船渡を訪れる方がいることもお聞きしました。賄いランチを囲んでの交流のほか、最後には「生きがい」「やりがい」と「仕事」の関係を考えるワークショップを実施。三者三様の生き方や仕事への向き合い方に触れ、自身のこれからの生き方や仕事について考える機会となりました。

■Day3-2 事後プログラム
事後プログラムで、3社の企業訪問で気づいたことや学んだこと、今後に生かしたいことを考え、共有しました。
参加学生コメント

岩手に限らず日本各地に展開しており、転勤が多い企業であったことが意外で驚いた。自分が思っているよりも、岩手の産地を知ってもらうために活動しているのだと、改めて感心しました。(岩手県産株式会社)

企業説明を聞いて、作っている商品も作業の仕方も様々なことが分かりました。今までIT系のように、業界ごとに〇〇系とまとめて考えていましたが、それでは、自分にあった会社を見つけるための情報が不足していることに気づけました。気になった企業の商品や働き方については、もっと詳しく調べなくてはならないと思いました。(株式会社アイディーエス)

地域活性化の一環として、宿泊業は人を呼び込むための手段の一つであること。それは県が主軸になっているのではなく、宿泊業者がその一旦を担っていること。岩手に貢献するための手段としていろいろと考えていましたが、これもまた考えうる一つの手だと学べました。(株式会社海楽荘(大船渡温泉))

Bコース 枠にとらわれない事業や幅広い製品展開! あらゆる視点で仕事を見つめる

【日程】2026年9月2日~4日
【訪問企業】
(1)盛岡ターミナルビル株式会社(盛岡市)
(2)株式会社オノデラサイン(二戸市)
(3)北良株式会社(北上市)
【参加者】6名

■Day1-1 事前プログラム
参加者同士の顔合わせやビジネスマナーの確認の時間を設け、参加学生の不安を解消する時間としました。職場体験ツアーに参加する目的や就職活動への生かし方を事務局と一緒に考えました。
■Day1-2 盛岡ターミナルビル株式会社【企業紹介ページ】【企業サイト】

盛岡駅ビル「フェザン」とホテルを運営し、商業・宿泊を通じて岩手・盛岡の魅力を発信

午前は、「若者が行きたくなるフェザン」等のテーマでグループワークを実施。参加者同士でアイデアを出し合い、若者や観光客に選ばれる施設づくりについて考え、発表しました。その後、盛岡駅ビル「フェザン」の館内を見学。午後はホテル事業についてご説明いただき、館内を見学しました。総支配人室の方からは、これまでの経験や仕事への思いをお聞きしました。また、宿泊・料飲・調理・宴会・マーケティングなど、さまざまな部署が連携してホテルのサービスをつくっていることを学びました。駅ビルとホテル、それぞれの事業を通して、地域の魅力を発信する仕事への理解を深めました。

■Day2 株式会社オノデラサイン【企業紹介ページ】

広告・フラッグなどの企画・製作を手がけ、「昇華転写」の技術で国内外のイベントを支える製造業

会社概要の説明後、複数の工場を見学し、デザインから製造、営業まで、さまざまな仕事について理解を深めました。また、「昇華転写」という技術を用いて、国内外のイベントを「黒子企業」として支えていることについても学びました。午後は、昇華転写を用いたマグカップの製作を実際に体験。自ら手を動かすことで、技術や製造工程への理解を深めました。若手社員の方との座談会では、仕事のやりがいや職場の雰囲気、就職活動について交流。企業を選ぶ際には仕事内容だけでなく、働く人や環境を知ることの大切さを学ぶ機会となりました。

■Day3 北良株式会社【企業紹介ページ】【企業サイト】

エネルギー事業を基盤に、医療・防災分野にも事業を展開し、地域の暮らしと災害時の安心を支える社会インフラ企業

会社概要や事業内容についてご説明いただいた後、電気や水などを外部のインフラに頼らず、災害時の避難生活や医療活動などを支える完全オフグリッド型モバイルモジュール「WHOLE EARTH CUBE」(開発中)についてご紹介いただきました。続いて、販売している「WOSH」を使った手洗いを体験し、災害時の水利用について学びました。液体窒素の実験では、マシュマロやうまい棒を凍らせるなど、楽しみながら科学の性質を体験。最後は仮設シャワーの組み立てを行い、災害時の生活を支える仕組みについて理解を深めました。さまざまな体験を通して、エネルギー・医療・防災の各分野で地域を支える同社の事業への理解を深める機会となりました。

■Day3-2 事後プログラム
事後プログラムで、3社の企業訪問で気づいたことや学んだこと、今後に生かしたいことを考え、共有しました。
参加学生コメント

1つの会社で1事業をしていると思っていたが、ショッピングセンター事業と、ホテル事業の両方を行っている点に驚いた。また、ウェディングプランナーには資格が必要だと思っていたが、入社してから学び、業務に就くことができることを知って興味が湧いた。(盛岡ターミナルビル株式会社)

日本一の黒子企業という影に徹する企業が岩手にあることを知って、広告を出して知名度を出すことで企業の権威性や発展性を作るものだと思っていた自分にとってとても衝撃で、一つの企業としての新しい在り方として自分の中で学習できました。制作が2割で営業が8割という、制作会社としての在り方も確かにお客さんがいないと、どれだけ作っても売れないのだなと制作会社の営業の重要性を学びました。(株式会社オノデラサイン)

今回の企業訪問を通して、就職先を選ぶ際には、仕事内容や企業の事業内容だけでなく、実際に働いている人や職場の雰囲気を知ることが大切だと考えるようになった。これまでは、企業のホームページや求人などから得られる情報を中心に企業について考えていたが、年齢の近い社員の方と話したり、実際に使われてる技術を聞くだけでなく、体験したりすることで、文字や数字だけでは分からない部分が多くあることに気づいた。(株式会社オノデラサイン)

「エネルギー」「医療」「災害」といういずれの取り組みにも高い専門性が求められそうに感じるため、「一つの会社で抱えきれるものなの?」という疑問があった。しかし、実際に一つの会社でそれぞれの事業を展開していること、それぞれの事業は相互に関連性があることを学び、納得した。(北良株式会社)