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シゴトバ クラシバ いわて

先輩たちのUIJターン体験談 #06

大学で学んだ専門性をいかした仕事がしたい! 自分から求人開拓して内定を得ました。

(甲信越地方の大学2025卒/Uターン)

「潜在求人」をヒントに、自ら企業を探して問い合わせ

私は大学で、自然の中で人間と動物の関係を考える勉強をしてきました。専門知識を生かして、「岩手で野生動物に関わる仕事がしたい」と就職活動をスタートさせたものの、求人がなかなか見つかりませんでした。

盛岡にあるジョブカフェいわて(いわてU・Iターンサポートデスク)を訪問し、自分の思いや状況を伝えたところ、限定的な仕事なだけに「求人を待つだけではなく潜在求人を開拓する方法」を教えてもらい、実践しました。(※1)

県内で野生動物の調査・保護を行っている企業を探し連絡しましたが、6月の時点では「今年度の募集は無いと思う」という回答でした。
どうしてもあきらめきれず少しでも可能性があるならと思い、10月に再度電話をしたら「そういうことでしたら…」と応募書類を提出することになりました。

※1:ジョブカフェいわてでは、シゴトバクラシバいわてに掲載されている企業情報求人情報の探し方のほか、県内企業の情報提供等も行っています。
求職者の方のご経験やご希望などを来館やWeb相談等でじっくり伺ったうえで、希望する企業に求人があるかどうか問い合わせすることもできます。
ジョブカフェいわての館内のパソコンで情報収集したり、配架されている企業パンフレットを閲覧することもできます。

焦る気持ちを抱えながらも…「伝わる」応募書類を作成

「9割の大学生が内定を得ている」というニュースや同級生が続々と就活を終了する姿を目にすると、焦りや不安を感じることもありました。それでも、2回目の問い合わせで、応募を受け付けてくれた企業への思いを真っすぐに伝えたいと思い、応募書類作成に注力しました。

以前、別の企業に提出した応募書類をジョブカフェいわてのキャリアカウンセラーと振り返りながら(※2)「自分の学んできた知識や経験はあなたの会社がもとめていることに近い」ということをアピールできるよう「伝わる」書類を作成することを意識しました。
対面とオンラインで2回面接練習を行い(※2)、本番に臨みました。実際の面接はお茶を飲みながらゆったり1時間程度話をする和やかなものでした。

※2:ジョブカフェいわてでは、応募書類作成のサポートや面接練習(対面・オンライン)等も行っています。

【Q&A】Uターンのこと聞かせてください!

■これからUIターンを考えている方に伝えたいことはありますか?

就職活動をしていく中で、友人や大学のキャリアセンターに聞きづらい…という場合は、岩手県の就職支援施設(※3)も利用してみてください。
学んだことをいかしたい、自分の好きなことを仕事にしたいと決めたら、「岩手には自分の希望する仕事や求人がない」とすぐ諦めるのではなく、「探してみる、自ら開拓してみる」ことが大切だと思います。一度断られた企業でも、熱意や思いがあれば、伝わるはず。
最後まで諦めず納得のできる就職活動をしてください。

※3:岩手県の就職支援施設では「岩手に移住したい、岩手で働きたい」みなさんをサポートしています。
いわてU・Iターンサポートデスク(岩手/ジョブカフェいわて内)
岩手県U・Iターンセンター(東京/いわて銀河プラザ内)
いわて暮らしサポートセンター(東京/ふるさと回帰支援センター内)

 

大学時代は動物飼育研究部の部長を務めていました。

趣味はレトロなレコードを集めること。