(20代女性/Uターン)
東北の大学卒業後、宮城県のIT企業に就職しました。都市部ならIT系の企業の求人数など選択の幅が広いと思ったからです。
学生時代は 「東北で働けたらいいな」とは考えていましたが、岩手県に戻って働くイメージはあまりありませんでした。
入社後、営業職として勤務する中で、岩手県のお客様のところに足を運ぶ機会があり、人柄であったり、のびのびと仕事をしている様子を見て、「岩手で働くのも良いかもしれない」と、徐々に心が岩手に向いていきました。
その後、宮城出身の方と結婚を考えるタイミングに二人で話し合い、将来は私の故郷である岩手を生活拠点にしていく決断をしました。
岩手では、転勤がない職場で働くことを望んでいました。
就活を始めた当初は大手就職情報サイトを利用していたものの、「全国転勤あり」の企業も多く、欲しい求人をなかなか見つけられずにいました。
転職エージェントも利用しましたが、求人を紹介された際に「応募するか数日考えたい」「書類作成にもう少し時間をかけたい」と思うことがありました。
私にとって移住・転職で最も大切にしていたのは「納得した選択をすること」でした。エージェント主導の就活は、私のペースには合わない面もありました。
その点、シゴトバクラシバいわては文字通り「岩手で働きたい方」のためのサイトだと感じました。県内のイベント情報や交通費支援などの情報も載っています。
私は県外で在職中だったこともあり、岩手の応募先企業に直接足を運ぶことが難しい状況でした。そこで、企業にオンラインで社内の雰囲気を見せていただいたり(※オンライン企業説明&企業見学)、ジョブカフェいわてのWeb相談で応募書類の作成サポートをしてもらいました。
このように、応募の前後にジョブカフェいわてに企業との間に入ってフォローをしてもらいながら自分のスピード感・温度感を大切にして就活を行い、内定を得ました。
■現在はどんなお仕事をしていますか?
IT企業の営業職の仕事をしております。弊社の製品は、たくさんの事業に深く関わっているので覚えることが多いですが、その分、仕事を通じて色々な人に出会えるのでやりがいを感じます。また、いろいろな製品があるということは、お客様が本当に求めていることを「自分で考えられる」ことだと思いますので、「力の見せどころ」だと捉えて、頑張りたいと思います。転職先は明るい方が多いので、「やっていけそうかな」と思います。
私は、どんな仕事をするかもそうですが、「誰と一緒に働くか」を大事にしています。そういった点で、今の職場は、「のびのびと」働いている人に囲まれているのでストレスが少ないです。
■岩手にUターンして気付いたことはありますか?
県内企業に訪問した際に、「今年Uターンしました」と伝えると、「よくやった!」という反応が返ってくるなど、岩手は「Uターン者歓迎」の雰囲気を感じます。
私生活では、登山好きの父の影響でアウトドアスポーツを始めました。岩手にUターンしなければ、おそらく岩手の山の美しさ、アウトドアの楽しさを知ることもなかったと思います。最近の週末は登山&温泉がテッパンです。
※「オンライン企業説明&企業見学」では、企業との「 オンライン企業説明 」「 企業見学 」の場をジョブカフェいわてが 個別にコーディネートします。